寝室は過ごす時間が長くなること、リラックスして体も気持ちも休めるスペースであることから、大切な場です。しかし、「ただ寝るだけだから」とあまり深く考えずに間取り作りを進める人もいます。
寝室の環境に対して求めることは、人によって様々です。たとえば、明るい部屋が良いから日当たりのよい上階(2階や3階)の南側に配置する人もいますし、逆に暗い方がいいとして北側に配する人もいます。
日当たりのよい部屋に配置するメリット
・朝陽を浴びて目覚めたい人に向く
・窓際にベッドを置けば布団を干すのが楽
日当たりの悪い部屋に配置するメリット
・暗くてゆっくり寝られる
ちなみに、朝陽を浴びて起きたいなら東向きでもいいですね。
北側の部屋に寝室を配置した場合、結露が酷くなることが多いので注意しましょう。そもそも北側は結露が多いのですが、人が就寝している間に室内の湿度があがりやすいため、結露が生じやすくなるのです。
・寝室の間取り
寝室は部屋の中でも必ず必要となってくるもので、生活の中でも重要な部屋です。
そのため、ある程度の広さがある間取りにしなくてはなりません。
ベッドの人も布団の人も、ある程度の広さがないと寝室として使えません。
基本的に寝室の広さは6畳〜8畳ほどが一般的ですが、寝具のサイズを考えて作っていくことが必要となります。
注文住宅などを建てる時には、やはり寝室の間取りで悩むことも多いです。
夫婦で寝るのか、夫婦別で寝るのかはもちろん、子供たちはどうするのかまで、しっかりと考えなくてはなりません。
そこも含めて、寝室に何を求めるのかも一緒に考えていきましょう。
ただ寝るための部屋であれば寝具だけで良いですが、大抵はクローゼットやタンスも必要となるでしょう。
それらも含めて、どのような配置にするのかまで考えておくと、より間取りで失敗するということはないでしょうね。
詳しくは専門のハウスメーカーに相談してみてはいかがでしょうか。